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モンゴルの少年
2015年09月01日

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モンゴルの少年

先日テレビ番組表を見ていますと「桐谷健太がモンゴルへ。目撃幻のユキヒョウ。最も高所にすむ肉食獣。馬や四駆で、山から山へ標高3000メートルで探す・・・・」と載っていました。

モンゴルということであれば、観なくちゃ~ということで、PM7時30分からテレビの前に座りました。
なぜモンゴルに興味を持つのか?と申しますと、少年時代の私は、モンゴルへ行き馬賊の頭領になってやろう!という夢を抱いていたのです。

桐谷さんという俳優は、初めて見る方ですが、なかなか精悍な風貌をした好漢でした。
桐谷さんは、モンゴルのユキヒョウの生態に詳しいモンゴル人の二人のガイドで、3000メートルの高い山を探検するのです。
その桐谷さんに付き添って、乗馬を指導したりしていろいろ面倒をみてくれるのが10歳の少年です。
少年は、ユキヒョウを識りつくしているガイドの息子であります。
その少年の表情や動きには、むかし日本にもいたワルガキのような身のこなしがありました。
モンゴルの子供たちは、馬を乗りこなし、家畜の世話から水運びや、ストーブの燃料集めまでするのです。
終始桐谷さんの傍にいて、説明するガイドの話を、目をギラギラさせて聞いている姿は、好奇心そのもので、父親の話を一言も聞きもらすまいと、身をのり出しているのです。
少年は、少し小さめの白馬に跨っていましたが、モンゴルではお風呂などに入ることもないでしょうから、顔は日焼けと汚れで真黒です。
しかし、らんらんと輝く細い眼は、好奇心に溢れていて、モンゴル人特有の凛々しさすらあります。
俳優の桐谷さんの、幻のユキヒョウを探したいという姿勢も、見事ではありますが、私の視線はいつも少年の動向に注がれています。
NHKの番組とすれば、1時間30分という長さでありますが、少年の動きや桐谷さんの野性みのある反応はすてきに思えました。
少年時代、モンゴルへ・・・という夢を抱いていた私にとり、少年の中にその姿を見たように感じました。
日本の大相撲の上位は、ほとんどモンゴル勢によって占められています。
広々とした草原の中で、大勢の子供や、若者たちがモンゴル相撲を取っていました。
その野性に育った覇気というか、闘争心を凌ぐことは、日本の若者にとっては大変だ!という気になります。
いつか、元気なうちに、モンゴルへ行ってみたい!という少年時代に描いた夢、その場所を確認してみたい!という気持ちにさせられました。


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