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フーテンのダイと申します
2015年09月02日

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フーテンのダイと申します

岩国の上田えい子さんから、痛快な残暑見舞いが届きました。
えい子さんには昨年、かっぱ館の2号館内壁に、いろいろな絵を描いて下さいました。
絵を描くと申しましても、10日余りも滞在して、多彩な絵を描いて頂いたのです。

江戸時代のむかしなどは、地方の神社やお寺に滞在して仏像を彫ったり、絵を描いたりしていて、それらは、貴重な芸術品となって残されています。
しかし、この世知辛い世の中で、かっぱ館の主旨に賛同して下さり、朝から晩まで、部屋に閉じこもり描いて頂いた絵画なのです。
気の向くまま生きておられるえい子さんは、珍しい芸術家であります。ご本人は岩国にあって「時代工房」なる時代おくれの、奇妙キテレツなお店を経営されておられるのです。

そのえい子さんからのお手紙は、いつも風刺に溢れていて笑ったり、納得させられます。
この度の葉書も吹き出してしまいました。なぜなら、拾ったおかしな素性の犬を、時代工房のスタッフとして就職させたというのです。

葉書の表の半分には「この犬は、一週間ほど、店の周辺をウロウロしていて、保健所に掴ったと聞き、問い合わせると、3日後に処分されるとのこと!!
そこで引き取りに行ってきましたのよ。ご縁というものは、案外想定外が多々あるもののようです」とありました。
「時代工房の新スタッフ紹介」も振っていて、久し振りに心の底から笑いました。
フーテンの寅ならぬ、フーテンのダイと名付けられたワン君が、申し訳なさそうに描かれているのには、また笑ってしまいました。
野良犬との出会いを、ご縁とおっしゃるえい子さんの博愛と、時代おくれの表現がなんとなくやさしく、微笑ましく感じました

フーテンのダイ君の表情を眺めていますと、ダイ君にプレゼントを・・・・などと考えています。
がんばれ?フーテン君!


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