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◎椿山荘
2017年04月21日

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「遊戯神通 若冲」河治和香著を読んでいると、最後に東京の「椿山荘」が出てくるのをなつかしく読み、想い出していました。

椿山荘は、30年ほどまえから、上京する度に宿泊させて頂いていたホテルでした。当時は「フォーシーズンスホテル・椿山荘」という外資系のホテルでした。

山県有朋の別荘であったという広大な庭園を囲むように、ホテルは建てられていました。どの部屋からも庭園が見下せるようにホテルの各部屋からの眺望は見事でした。

少し贅沢ではありましたが、どうせ東京で泊まるならと定宿にしていました。なぜか支配人さんたちからも親しくて頂き、上京する楽しみにもなっていました。

有名な椿山荘の庭園を散策したのは数えるほどしかなく、夏の夜のホタルの時期には二度ほど歩いた記憶があります。

「遊戯神通 若冲」には、山県有朋からゆずり受けた藤田伝三郎は、大阪の邸宅から若冲の石仏群を、椿山荘に運び入れたと書いてありました。

「フォーシーズンスホテル・椿山荘」では宿泊だけではなく、息子夫婦の結婚式や、わたしの出版記念会パーティなども盛大に催して頂きました。わたしの得意な時代であったのでしょう。

数多く利用させて頂いた椿山荘でありながら、あの立派な庭園をゆっくり散策していなかったことは、今になって悔やまれます。

若冲さんの石仏があるなど、考えもしなかっただけに残念です。次に宿泊する機会があれば、早めにチェックインして、お庭をゆっくり歩いてみよう!などと考えています。

現在は「椿山荘」というだけのホテルになっています。去年は久し振りに止めて頂きましたが、「フォーシーズンスホテル」の雰囲気はそのまま残されていて嬉しく思いました。

「本日はスイートのお部屋が空いていますので、そちらをご用意させて頂きました」と支配人に案内されて、立派なスイートの部屋に普通料金で宿泊させて頂いたりもしました。

数多く宿泊させて頂きながら、椿山荘の名庭をじっくり拝見していなかったことは悔やまれます。次に機会があれば、若冲さんの石仏を拝見しなければと楽しみにしています。

椿山荘の庭の写真は、以前「フォーシーズンスホテル・椿山荘」の資料が見つかり次第、またブログさせて頂きましょう。


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