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海洋堂シマントミュージアムビレッジ

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◎3通の手紙
2017年05月17日

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机の左横に、3通の封書が置いてあります。

お手紙が届いた日は楽しく、それぞれ、どのような返事を綴ろうか?と頭に描きます。

お手紙で頂けるのは、何より幸せなのです。とくにこちらから出した手紙にお返事をいただけるのは、体中がわくわくします。

歳を取っても、わくわく感はあるのか?と問われそうですが、3通一度に届けば大漁といえるでしょう。豊かな気分になります。

お手紙によっては、すぐに返事を綴ることもありますが、こちらの思いを込めるには、二・三日間をおくこともあります。

どのようなお手紙でも、楽しさや、喜びなどが報告されています。しかし楽しい文面の行間には、憂いなどが忍ばせてあったりしますので、そのような時には、先便を再び読み返したりもするのです。

大胆なペン運びの中にも、相手に対する心くばりは大切です。手紙の交換は、儀礼的であったり、形式的であれば、文通する意味がないと思っています。

ラブレターほどでなくても、相手の気持を愉快にさせなければ手紙を綴る値打ちはないでしょう。

3通の封書に、どのような返事を綴ろうか?を考えるのは、老人の充実した時間でもあるようです。


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