館長室

海洋堂シマントミュージアムビレッジ

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館長

◎囲炉裏の前に座る
2018年02月14日

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かっぱの砦に来ると、まずは茅葺き古民家にある囲炉裏の前に座り、薪をくべるのがわたしの役割というか?仕事になっています。

昨夜のうちに雪が降ったのでしょう、庭一面に雪化粧には驚きました。雪が積もっているという南国土佐では喜んでおれますが、北陸やら東北などは毎日大雪に見舞われているのです。

茅葺き古民家に、小雪がちらつくのは何とも言えない風情があります。囲炉裏の前に座り、硝子戸越しに雪の舞い落ちる様を眺めるのは、最高のぜいたくと申せましょう。

今日は高橋さんが、昨年に仁淀川で獲った鮎の冷凍したモノを10匹ほどを、竹串に刺して、火を囲むようにして灰の中に突き入れます。

遠火で焼くのですから、それなりの時間が掛かります。せっかちな現代人には、待つのも大変です。なぜなら、気が遠くなるような時間が必要なのですから・・・。

むかしの人たちは、川で獲った鮎やアマゴなどを、串焼きにして、冬の保存食として、料理などに使っていました。何もない冬のご馳走であったのでしょう。

鮎の串刺しを眺めながら、高橋さんとむかし人の暮らしなどを話し合います。囲炉裏と鮎の串刺し、薪をくべる年寄りと、初老のオトコ、その情景は写真でも残したいほどです。

そのようにして、四万十時間は、ゆったりと流れてゆきます。オトコたちの至福の刻でもあります。


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