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海洋堂シマントミュージアムビレッジ

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◎四万十川カッパ造形大賞
2018年03月13日

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この度、かっぱの砦で展示・演出する作品は、「第一回四万十川カッパ造形大賞」と、茅葺き古民家では、「美似」作品の中から、茅葺き古民家の展示もいたします。

第一回の「四万十川カッパ造形大賞」は、2009年の7月、第一回に集った全作品を、千葉の幕張メッセのワンフェスの大会場で、5万人の入場者に初めてお披露目と、入賞作品などの表彰式も行いました。

初めてのかっぱ作品コンテストなので、スタッフ一同緊張して取り組みました。それから10年ちかい月日が経ち、今この時期に、もう一度第一回の応募作品すべてを展示するのは、わたしたちスタッフも初心に戻ろう!という気持ちもあるのです。

単に振り返るというのではなく、初めて応募して下さった363名の河童作品を創った思いに触れて、その熱い思いを展示・演出しよう!という試みでもあります。

第一回の審査委員長であったマンガ家の牧野圭一先生は、次のような挨拶をされましたので、その初めの部分を紹介いたします。

「この「造形大賞」は、プロジェクトリーダーである海洋堂ホビー館長、宮脇修氏によって発案され、第一回コンテストがスタートしました。しかし、絵画や、デザインコンテストと違い立体作品でありますから、応募には制作の他、梱包、安全な輸送という作業がセットとなり、素材選びから形の決定まで、それを勘案しての造形が求められます。

つまり、募集する側も、応募する人々も、相当の覚悟があって可能になる計画なのです。ですからプロジェクトリーダーはじめとする選考委員やスタッフも、どのような作品がどれだけ集まってくるのか?正直心配でありました。

それが杞憂であったことは、展示された作品を一見するだけでお分りでしょう。

日頃、立体を扱い、ワンフェスを主催する海洋堂にして、はじめて可能になったのだということも同時にご理解いただけると思います。そのような条件の中で、集ったカッパたち一体一体が、見るものに強いメッセージを伝え、心情を吐露しています・・・。」

牧野先生のコメントは、まだまだ続きますが、「四万十川カッパ造形大賞」のすべてを物語って下さっていると思います。

2009年、つまり10年ほどまえから、カッパ作品が、寄せられるか?どうか?と危惧していた当時のことが、走馬灯のように想い出されます。この度の「第一回四万十川カッパ造形大賞」の全作品の展示には、そのような思いを演出しよう!と話し合っています。


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